『子どもたちをよろしく』2日目の3/15(日)上映後、本作の企画と統括プロデューサーを務められた寺脇研さんにお越しいただき、舞台挨拶を開催しました。本作を通じて子どもたちの置かれている状況を知ってもらい、大人全員で子どもたちを守っていく社会を作らねばならないと寺脇さん。阪神大震災以降、災害時のボランティア活動は活発になっており、困っている人のために手を貸すことができる大人は増えています。ただ地域社会のつながりが失われている今、災害と違って問題を抱えている子どもは可視化されにくいので、近くの子どもたちを“見る”ということをしてほしいと訴えられました。出演した子どもたちも、いじめる役やいじめられる役を演じることにそれぞれ葛藤があり、映画の存在意義と合わせて話し合ったというエピソードもお話しいただきました。