『もったいないキッチン』11/8(日)上映後、プロデューサーの関根健次さん、Salon de AManTo 天人・店主でご出演の天人純さん、認定NPO法人フードバンク関西副理事長の松尾粒一さんにお越しいただき、舞台挨拶を開催しました。フードバンクスタッフのみなさんや関根さん、天人さんのお知り合いなどが駆けつけられ、満席となる盛況でした。これまで約50作品を配給してきた関根さんですが、映画制作に着手されたのは本作が初めて。奔走する中で小学生の女の子から「いい映画を作ってね」と使っていないお年玉を寄付されたそうで、「絶対にいい映画を完成させなくては」と気を引き締められたと話します。天人さんはダンスパフォーマー、俳優、カフェ運営、難民支援と様々な活動をされています。生活に根ざしたアートを目指し、街のいろんな出来事をソーシャルアクションにしていき、ビジネスとボランティアを分けずにやっていくことにチャレンジしているそうです。奇しくもコロナ禍での公開となった本作について、「変わっていくものと何があっても変わらないもの、その間をどうアクセスしていくかを考える良い機会」と話されました。松尾さんは「1人の100歩より、100人の1歩」という言葉を紹介され、活動している人だけが頑張るのではなく、ひとりひとりができることをまず始めることが大事だと呼びかけられました。最後に「認識が変わると世界が変わる」と関根さん。この映画を観たことで、世界を良い方向に変えていけるようにとメッセージを贈られました。
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