音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021」6/21(月)『さつきのマドリ』＋『光の輪郭と踊るダンス』上映後、合同舞台挨拶を開催しました。『さつきのマドリ』からは主演の平井珠生さんがリアル登壇で、葛里華監督とタカハシシンノスケさんがリモート登壇、『光の輪郭と踊るダンス』からは岡本昌也監督がリアル登壇されました。「自分のことしか映画にできないんですよ～」と言いながら、27歳で感じた“17歳の自分からのプレッシャー”がきっかけで『さつきのマドリ』のアイデアを膨らませていったと葛監督。平井さんは演じた当時は21歳で、27歳ならではの焦りのようなものは未体験ながら、さつきは共感できるところもあり子どもっぽいところもあり楽しく演じられたそうです。そしてタカハシさんの不思議な役どころは、実はお地蔵さんの化身という設定があり、迷い悩んでいた葛監督が“今の自分”を肯定したくて生み出したキャラクター。タカハシさんは共感できるところがあるとすんなり役に入れたそうですが、ご自身もどこか不思議な雰囲気を醸し出されています…！岡本監督は、コロナ禍で感じた違和感を発端に、自分の感じる“汚いもの”も“美しいもの”も一緒に世界に詰め込む形で作品を作られたと話されました。お互いの作品についての感想などもお聞きし、短い時間ながらたっぷりとお話しいただきました。