『コットンダイアリー』初日の7/9(土)上映後、尾松琴音監督、プロデューサーで映画監督の池谷薫さん、銭屋本舗代表取締役の正木裕也さん、尾松さんの後輩である甲南女子大学メディア表現学科2年生の湯本唯衣さんにお越しいただき、トークを開催しました。本作は甲南女子大学メディア表現学科の卒業制作として尾松監督が制作、ゼミの教授である池谷さんが指導にあたられました。最初は妹を主役に地球が滅亡する作品を構想していたという尾松監督ですが、思わぬコロナ禍で“おうち時間”を余儀なくされ、地元の小野市で過ごす時間を撮ることになったと話します。尾松監督は「インタビューの天才」だと池谷さん。好奇心を持ち、素直に感情を表現する彼女にはつい取材対象も心を開いてしまうそうです。そんな尾松監督が卒業後就職した銭屋本舗の社長である正木さんも、「先日あるアーティストのアトリエに一緒に行った時も色鉛筆をもらってた」とエピソードを披露。いろいろな文化事業を展開する会社としても発信を強化したいタイミングで尾松監督が入社されたとのことで、今後がますます楽しみです。湯本さんは、卒業制作が映画館で公開されたことに「私たちの道を拓いてくれたことがすごい」と話し、また本作を観てこれからの大学生活も充実させていきたいという思いや、自分が作るならどんな作品にしたいかも話してくれました。