『はりぼて』初日の10/24(土)上映後、五百旗頭幸男監督による舞台挨拶を開催しました。東灘区・岡本で生まれ育ったという五百旗頭監督。神戸の上映は絶対に劇場に行きたいとお越しくださった甲斐あってか、ほぼ満席でお迎えすることができました。“コメディ”として描かれているが、だんだん笑えなくなってくる…という作りの本作ですが、舞台となった富山やすぐ隣の石川でのマスコミ試写では一切笑いは起きなかったそう。劇場のお客さまたちからの、笑えたという反応に「さすが関西!」と胸をなでおろされました。短い時間の中で、映画として制作した経緯や映画として発表したことへの反応、そして観た方はおそらく全員が気になるであろうラストの展開についての裏側をたっぷりとお話しいただき、最後に「劇場の中だけで楽しんで終わる映画にはしたくなかった。何かを持ち帰って考え続けてもらえたら」とメッセージをいただきました。