『炎上する君』8/12(土)の上映終了後、ふくだももこ監督・うらじぬのさん・国海伸彦さんの舞台挨拶を開催しました！本作はうらじぬのさんが所属するレプロエンタテインメントの「感動シネマアワード」という企画から生まれた作品。ふくだ監督が「うらじぬのさんを撮りたい！」というところからうらじさん主演の映画というのがまず決まって企画がスタートしたそうです。西加奈子さんの小説『炎上する君』が原作となったことについては「うらじさんが一番美しく、素晴らしく映る作品を自分が作っても良かったけど、元々西加奈子さんの小説が好きでいつか映像化したいとも思っていた。うらじさんがいればできるんじゃないかという確信があった」というふくだ監督。自分が『炎上する君』の梨田を演じるとなってから原作を読んだといううらじさんは「梨田のステータスが自分とそっくりで運命的なものを感じた」と原作に初めて触れられた時の印象を語られました。原作から脚本が大幅に変わっていることについては「コロナ禍を経て、自分の思っていることを全部入れよう」と思い悩みながら脚本を書かれたそうです。お笑いライブのシーンで登場するお笑い芸人役の国海さんは神戸在住の俳優で、本作にはオーディションで役が決まり、神戸と東京を行き来しながら作品に参加されていたそう。（フリップ芸も本編では一瞬だけ登場しますが、実は１ネタ分丸々国海さんが考えられたものがあるとのことで、18(金)の上映終了後に披露して頂くことが急遽決定しました！）。舞台挨拶の後半での「公開してからいろんなご意見を話し合える場を作れた映画になったんではないか。考えることが豊かな時間を作っていけるのではないか」といううらじさんの言葉通り、観た人同士がたくさん意見を交わして欲しい映画です！