「田中俊介映画祭」7/15(木)『劇場版 シネマ狂想曲』＋『恋のクレイジーロード』＋『メイキング・オブ・クレイジーロード』上映後、白石晃士監督とシネマスコーレ副支配人の坪井篤史さんとZoomで繋ぎ、リモートトークを開催しました。この日のプログラムは〈ROAD TO『恋するけだもの』〉という趣で、まずは坪井さんと田中俊介さんの出会い、そして白石監督へと繋いでいったというお話をしていただきました。坪井さんと田中さんの出会いは東海テレビの「映画MANIA」という番組。“アイドル”と聞いていたのに当時の田中さんは「ムキムキだし眉が細いしなんかイケイケだし…」と坪井さん。番組収録の様子も映し出される『劇場版 シネマ狂想曲』を観て白石監督は「ヤンキーに絡まれてる人だったよね」と一言。「映画好きなんでいろいろ教えてください。シネマスコーレにも観に行ってます」と田中さんに言われた坪井さんは、どうせお愛想で言ってるんでしょと思いちょっぴり意地悪な質問をしてみてその答えを聞いて、「この人は本気だ」と印象が変わったと話されます。白石監督は坪井さんの勧めで『ダブルミンツ』を観て、「自分を良く見せようとか思わず、役そのままでスクリーンに存在できる稀有な存在」と思ったそう。坪井さんの手引きで初めて新宿で会ったときは、無茶な役でもできるのかと聞いたらマネージャーさんと2人で一切躊躇なく「何でもやります」と言い切ったというエピソードが印象的でした。