9/28(日)『ソウォン/願い』の上映後、京都大学・アジア研究教育ユニット研究員で性暴力や司法について研究をされている牧野雅子さんと、性暴力被害者家族であり 沖縄の<ワンストップ支援センター>設置に尽力された田中真生さんをお招きして、トークイベントを開催しました。
被害に遭った、と声を上げるだけでも大変なのに、警察から裁判へと進んで行く過程で、もっと大変な目にあうなんて、
いかに田中さんがご苦労されてきたかが、お話を通して、痛いほど胸に伝わりました。
あと、被害に遭われた自分の娘さんと現在のお友達に、感謝されていることをお話しされ、被害に遭った子に対し腫れものに触るように扱ってほしくない、田中さん自 身にも、普通に接してほしい、という言葉が、非常に印象的でした。
田中さんは、この映画を通して、観客の人達には感動で終わらずに、今後私たちはいったいどうすればいいのかを一緒に考えてほしい、とおっしゃっていました。
今回は上映後に、たくさんのお客さまに残っていただき、ありがとうございました。
一人でも多くの方に、この映画を観ていただけることを願っています。