音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021」6/25(金)『ソウル・ミュージック』＋『絶滅動物（VACATION）』上映後、副島正紀監督にお越しいただき舞台挨拶を開催しました。私たちスタッフの間では副島監督のことを「Mr.ムーラボ」とひそかに呼んでいます。その実験精神あふれる作品は、いつも私たちを驚きとともに楽しませてくれるからです。以前UFOの映画を撮り、前作の『ソウル・ミュージック』では幽霊を扱い、次はUMAだ！と思いたち絶滅した動物の話を着想したと副島監督。アニメーションを担当された加藤貴文さんが鳥がお好きだということを知っていて、加藤さんにアニメーションをお願いしたいと考えていたら「トサカオウギドリ」という存在ができたと話されます。このトサカオウギドリを中心に、幻と言われるその生態を研究テーマにしている大学院生のフィクションパートと、偶然見つけたトサカオウギドリの剥製から着想したフレーズを持ち寄ってミュージシャンたちがセッションで楽曲を作り上げていくドキュメンタリーパートで構成されています。ミュージシャンたちは副島監督がひとりひとり個別に声をかけて集め、2日間の撮影で楽曲を完成させたそうですがこれがもうめっっっっちゃくちゃにカッコ良くてシビレます…！「賭けでしたが良い結果になって良かったです」と副島監督。次作の構想もすでにあるとのことで、これからもどんな作品を観せてくれるのか楽しみです！