『自分革命映画闘争』3/18(土)の上映後、石井岳龍監督、そして神戸芸術工科大学にて石井教授を支えた歴代助手である山本忠宏さん（出演）、武田峻彦さん（出演・撮影・照明・編集）、チョナヨンさん（出演）、谷本佳菜子さん（出演・美術）、門前咲良さん（出演）の舞台挨拶を開催しました！歴代助手の皆さんを前にして石井監督からはまずはじめに「この映画を作れたのも皆さんのおかげ」という言葉が。石井監督が芸工大で教授を務められた17年間の授業を凝縮したような映画だったと歴代助手の皆さんが口々に語られました。企画が立ち上がるタイミング、そして現在は助教授として学校に残られている武田さん、当時助手をしていた谷本さんにまず最初に『自分革命映画闘争』の企画について相談したという石井監督。「大変な現場だったが、劇中と同じように、暗闇の中を歩いているようで不安になることもあったが、光が見えてくる。石井さんとまた映画を作りたい」と公開を迎えて振り返られる武田さんの言葉も印象的でした。劇中でもコロナ禍が描かれており、実際に撮影も中断したことについて石井監督は「映画は密なコミュニケーションなのに、(コロナ禍で)何をやるのか。初めて自分の考えを言葉としてまとめる機会にもなった」と語られました。「配信で映画が見れる時代だからこそ、映画館とはなんだというのを考えるきっかけになれば」と力強い言葉で石井監督が舞台挨拶を締めくくられました。