『ハム・オン・ライ』7/18(月・祝)の上映後、この映画の配給を担当した映画チア部大阪支部卒業生のチコさんのトークを開催しました。
昨年4月の『オール・ディス・パニック』上映会を機に交流を深めたジェニー・ゲージ監督が、SNSでレビューを投稿していたことをきっかけにこの映画を知ったというチコさん。その後ジェニー監督からツテを紹介してもらい配給に至るのですが、当然大変なことも多かったと言います。「英語でのやりとりはできなさすぎて逆に大変じゃなかった」そうですが、金額等の交渉やチア部内での役割分担、字幕の制作、ポスター制作などすべてを自分たちでやらなければならなかったと苦労を語ってくださいました。しかし、そうした苦労の結果大阪支部が拠点としているミニシアター「シネ・ヌーヴォ」を満席にできたり、お客さんから褒めていただけたりしたときには大きなやりがいを感じたそうです。「同年代の人たちと『好き』を共有したい」「映画館に若い人が増えてほしい」「映画館での一期一会を大切にしてほしい」といった学生にミニシアターを広める理由についても語ってくださり、チコさんの熱意が伝わるトークになりました。