現役の映画研究者と心理学者が講師となり映画の街神戶から映画を自分の言葉で紡ぐ人を育てるために生まれた企画「#映画レビュー入門講座」。実験的にZoomを用いての開催となりました第二段の第三回講義を開催しました!
今回は冒頭に、本講座の教科書的な位置付けである谷崎潤一郎著『文書読本』からの引用や、「連想類語辞典」等を用いた、“よりよい文章”を書くコツを茂起先生からご講義いただきました。講義ののち、Zoom上でありながら、二組に別れて、前回提出た課題をお題に、何を思ったか、どのように書いたか、何に着目したのかを参加者同士でディスカッションしました。第一弾の講座に参加した方の中には、今回の『犬神家の一族』と前回の『細雪』を比較しながら、市川崑監督の作家性についても考察されており、連続講義らしくなってきた!という一幕でした。