『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』10/4(日)の上映後、本作の応援をしたい！と駆けつけてくださった池谷薫監督（『蟻の兵隊』『先祖になる』）による応援ミニトークを開催しました。なぜ私たちはこの作品に胸を打たれるのか？この作品は私たちに何を教えてくれているのか？それは「“友だちになる”ということだと思う。これは菜の花さんが沖縄と友だちになっていく姿を追ったドキュメンタリー」と池谷監督。友だちになることで、それは自分と無関係に起きた出来事ではなくなり、自分ごととして捉えるようになっていく…そうして初めてその痛みを感じ取ることができるのです。私たち本土の人間は、これまで沖縄について「他者」であり過ぎました。菜の花さんの視点から、世界への接し方、触れ方、関わり方を改めて学ぶことができます。コロナ禍により、“不寛容”がより目立つ世界になったいまだからこそ、この作品を多くの人に観てほしい、そしてコロナが終息したら友だちを作りに沖縄に足を運んでほしいと訴えられました。