11/20(金)、現役の映画研究者と心理学者から映画レビューの書き方を学ぶ「#映画レビュー入門講座」の発展版として誕生した「#映画レビューサロン」。映画をレビューすることはもとより、「語り合う」という部分により重点を置き「サロン」という形での開催となります。vo.1の最終回となる今回はとうとう、深田晃司監督を「世界の深田」にすべく、参加者みなさまが作成した『本気のしるし 劇場版』のレビューを深田監督ご本人へぶつける運びとなりました!
講座の冒頭では、前回の第二回終了後に参加者のみなさまから作成いただいた『本気のしるし』短評をもとに、4つのグループに別れて参加者同士で徹底的に本作、及び深田監督の作家性について語り尽くしていただきました。
グループワークの後にはいよいよ深田晃司監督ご本人にも講座へご参加いただきました!各グループ順番に短評を読み、ご本人から直接ご講評を。「映画と監督は、親と子の関係のよう。子供の友達から我が子の意外な面を聞くことがあるように、親だからこそ知らないことわからないことも多い。」と最初にお話しになった深田監督。その言葉通り、時にそんな角度からの感想は初めて!などと驚きつつ、一人一人丁寧にコメントをくださりました。
最後には、深田監督の作家性評や激励のメッセージなどを含んだ森先生による講座の総評をいただき、改めて「世界の深田」になっていただくようお願いし、講座は終了いたしました。深田監督、森両先生、ご参加のみなさま、ありがとうございました!
“レビュー”の基礎を学びつつ、普段なかなか作れない、映画レビューを共有する場を提供する「#映画レビューサロン」。次回は年明けごろに予定しております。ご興味ありましたら、奮ってご参加ください!
(酒見)