現役の映画研究者と心理学者が講師となり、映画の街・神戸から映画を自分の言葉で紡ぐ人を育てるために生まれた企画「#映画レビュー入門講座」の第4回講座を開催いたしました。コロナウイルスの影響に配慮し、換気しながらの開催にはなりましたが、多くの方にご参加いただきました!
まず講義の初めに、前回、前々回と提出いただいた『細雪』冒頭のレビューの講評をいただきました。繰り返しみる、といった作業の成果や、『文章読本』をふまえた文章の変化など、それぞれ様々な変化がみられたようです。その後、改めてこれまでの講座で繰り返し練習してきた絵コンテをかく意味をふまえつつ、「作家性」を探ること、ひいては「製作側の視点」にたつということについて講義いただきました。続いて、例によって短い動画の鑑賞とレビュー練習ののちに、今回は、小グループに別れてのグループディスカッションを行いました。テーマは先ほどみた映像の感想と、そこから見えてくる作家性について。各グループ盛んな討論を繰り広げ、代表者による発表が行われましたが、それぞれの視点から作家性について有意義な議論を繰り広げる一幕でした。
とうとう来週は最終講義です。第一回はこれでひとまず終了になりますが、第2回「#映画レビュー入門講座」近日開催予定ですので、今回参加が叶わなかった方、もう一度受けなおしたいというか方。皆様ご応募お待ちしております!