8/21(金)に元町映画館が10周年を迎えることを記念しての『まわる映写機 めぐる人生』上映初日の8/15(土)上映終了後、森田惠子監督と元町映画館スタッフで「映画館」を考えるトークイベントを開催しました。最初に元町映画館設立発起人の堀忠が登壇し、この度のコロナ禍では設立時と同等のご支援が集まったこと、これからは地域の人々が守っていく映画館になっていくべきこと、いろんな方々にいろんな関わり方をしてほしいというお話をしました。そして堀と交代で、オープン時から責任者として映写室を守り続け、経理も担当し、現在は代表理事でもある高橋勲が登壇し、コロナ禍でいただいたご支援の詳細を報告し、銀行で記帳をしながら感激で涙がこぼれたことなどを話しました。身にあまるご支援に、「もっと良い劇場にしていかなくては」とやや気負っていたスタッフに、「今のままでみんなが支援したくなる劇場だということですよ」と森田監督。「困った時には平気な顔をせずに、困った顔をして助けられることが大事」と話してくださいました。