『JOINT』1/16(日)上映後、小島央大監督、主演の山本一賢さん、撮影監督の寺本慎太朗さん、スタイリストのYK.jrさんにお越しいただき、舞台挨拶を開催しました。各地で精力的に舞台挨拶を行っている本作ですが、監督・キャスト以外のスタッフが登壇するのは今回が初めて！ということです。小島監督は神戸・須磨の生まれ。3歳に神戸を離れて以来、24年ぶりの来神だそうです。東京大学で建築を学んでいましたが「何か違う」と感じ、映像制作を始めたと小島監督。そして初長編監督作となった本作では、「どうすれば“映画”になるのか」を考え、発見していった時間だったと話されます。本作が俳優デビューとなった山本さんは、俳優をやっていこうと片っ端からオーディションを受けていて小島監督と出会いました。短編作品のオーディションは落とされたと笑いますがその後「長編に出てほしい」とオファーがあり本作の主演が決まりました。8ヶ月の撮影期間中毎日一緒にいて、最後には何も言わずとも相手のことがわかるようになったと話されます。撮影監督の寺本さんは、バスケ選手だった山本さんが走るシーンで手持ちカメラで追った苦労などを話してくれました。YK.jrさんは、モデル時代に山本さんとは出会われていたそうで、劇中のみならずこの日のスタイリングもされました。みんなが疲れ果てていた現場で見た美しい朝日が忘れられないと話してくれました。「映画の現場はスポーツに似ている」と山本さんが話されましたが、とても“チーム感”のあるみなさんでした。