『すずしい木陰』初日の9/26(土)上映後、守屋文雄監督と主演の柳英里紗さんのZoomを使ってのオンライン舞台挨拶を開催しました。機材トラブルでスタートが遅れてしまい、ゲストのおふたりとお客さまをお待たせすることになってしまったことをお詫び申し上げます。最初は短い映像を作るつもりだったと守屋監督。何分観ていられるか考えていくうちに「長編でも成り立つんじゃない?」との考えに至ったと話されます。撮影は「とても大変だった」との柳さんの言葉に驚きます。他の俳優との絡みもあって感情をぶつけ合ったり時には走ったり…そんな作品と比べて“ハンモックでゴロゴロしているだけ”のような本作が大変って?!と素人考えで思いましたが、「“映画”として成立するかが自分の一挙手一投足にかかっている」と一瞬も気を抜けなかったと柳さん。そこからおふたりの話は「映像に対する評価を多数の人同士が共有し得ること」「何が映画を映画たらしめているか」など映画論の様相を呈しはじめ、普通の舞台挨拶では聞けない濃い内容で最高に面白かったです。やはり一筋縄ではいかない作品!