『三度目の、正直』初日の3/12(土)上映後、川村りらさん、小林勝行さん、出村弘美さん、川村知さん、田辺泰信さん、福永祥子さん、そして野原位監督にお越しいただき舞台挨拶を開催しました。コロナがなかなかおさまりを見せない中、たくさんのお客さまが初日にお越しくださったことに口々に感謝を述べられました。2015年の『ハッピーアワー』で、濱口竜介監督、脚本家の高橋知由さんとともに共同脚本を務められた野原監督。そこで描かれた30代女性たちからさらに時を経た女性たちの生きる姿を本作では描きたかったと話します。『ハッピーアワー』で純を演じられた川村りらさんが脚本の勉強をしていると聞き、一緒にやらないかと誘っておふたりでの共同脚本となりました。「まさか劇場公開されるような作品になるとは」と驚かれたというりらさんですが、共同で脚本を手掛けられる中ではぶつかることもままあったと話されました。また、小林さんの現場での存在感が強く、小林さんの撮影が終わった後はみんな小林さんのCDをかけてその空白を埋めていたなんてエピソードも。『ハッピーアワー』でもご一緒された出村さん、田辺さん、福永さん、川村知さんもそれぞれ本作への思いをお話しされました。