映画研究者である中村紀彦さんをファシリテーターに、映画を通して“開かれた対話の場”をつくりだすことを目指す企画〈元町映画館オープンダイアローグ〉。1/28(土)に#02【映画『フタリノセカイ』とパートナーシップ制度】を開催しました。会場はこうべまちづくり会館4Fにある「まち活拠点 まちラボ」。まずは自己紹介と〈24時間以内に体験した幸せ〉をそれぞれ話しアイスブレイク、まちラボで飲める「アップル」「マスコット」などの“地ジュース”やコーヒーを飲みながら和やかな雰囲気でスタートしました。なぜ今回パートナーシップ制度をテーマにしたかというと、劇中のユイと真也が幸せに生きられる希望の一つとしてパートナーシップ制度について考えたいということと、それがなぜここ神戸市では実現できていないのかも知りたかったからです。中村さんは市職員でもあるので、行政への疑問をぶつける良い機会になればと思いました。興味を持ってくださった市職員の女性2名も参加してくださいました。現時点で神戸市にはそれを担当する部署がないことが最大の問題のようですが、今の市長なら実現の可能性もあること、どんな作戦を立てれば良いかについても話しました。また、たとえば趣味の集まりなど、楽しさを共有する場所ではさまざまな垣根は取っ払われるという意見もあり、そういった場づくりの重要性も感じました。