
『アウェイデイズ』4/14(水)上映後、小笠原博毅さん(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)にお越しいただき、「どこもかしこもアウェーだった1979年のマージーサイド~ポスト・パンクとフットボール~」と題してトークを開催しました。小笠原さんは、神戸大学に赴任される前は9年間イギリスに住まれており、サッカーファンについての論文を執筆されています。サッカーのみならず、音楽やファッションなど英国カルチャーに詳しい小笠原さん、この日は主人公のカーティが最初に履いてた(adidas)スタンスミス、フレッドペリーのポロシャツを身につけてのご登壇。さすがです!映画の舞台は1979年、ケヴィン・サンプソンによる小説の上梓が1998年、本作のイギリス公開が2009年と、それぞれ約20年のタイムラグがあります。その間イギリスという国が被ってきた社会の変化が、この映画にも大きな意味を持つと話されます。1979年に首相となったマーガレット・サッチャー、1981年のロンドン大暴動、1982年のフォークランド紛争などが落とした影は確かに映画の空気に反映されています。エルヴィスが行きたい場所はなぜベルリンなのか、使われている音楽は北部のバンドばかりである理由、音楽は実は1979年以降のものも使われていることなど、客席からの質問やご意見を拾いながら作品とその背景を解説され、盛りだくさんの内容でした。















