
ゴールデンウィーク後半戦に入った5/3(水)の『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』上映前、金子由里奈監督にお越しいただき舞台挨拶を開催しました。本作プロデューサーで配給も手がける髭野純さんが司会を務められ、作品への金子監督の思いをお聞きいただきました。金子監督が本作の原作となる同名小説に出会ったのは大学時代。自分の中にもある無自覚な加害性に気づかされ、この物語を今の世の中に届けなければと強く感じたそうです。「自分のような、不器用で何もできない人間が撮ることで、原作の持つざらざら感やでこぼこを映画にちゃんと残せるんじゃないか」と話す金子監督にしか作れない映画です。ぬいサーのメンバーは人に話せない悩みをぬいぐるみたちに打ち明けます。そんなぬいぐるみをケアしたいと、原作にはないぬいぐるみを洗うシーンを作ったというのも金子監督らしいエピソードです。「世の映画からこぼれてしまう人を描きたい」「弱い人が弱いままでいられる時間を」という言葉たちが胸に残りました。また、金子監督がずっと一緒にいるぬいぐるみも劇中には登場するそうです。その名もラザロ。何度も映るそうなので、ぜひどの子か想像してみてくださいね。
















