『私たちの青春、台湾』2/7(日)の上映後、映画監督の池谷薫さんにお越しいただき、トークを開催しました。台湾の学生運動「ひまわり運動」のリーダーとそこに参加した人気ブロガーの中国人留学生をメインに追った本作。「この作品については若者と一緒に話さなければ」と、池谷さんが主宰する映像制作サークル「元町プロダクション」の学生メンバーで、自身の初監督作『僕とオトウト』の公開を初夏に控えた現役京都大学院生、高木佑透さんを急遽連れてのご登壇となりました。そしてこのひまわり運動、香港の雨傘運動とほぼ時を同じくして日本で起きていたSEALDsの運動を挙げ、「こういう映画を観ることで日本のことを考えねばならない」と池谷さんは訴えられました。1995年生まれの高木さんは、社会運動に対して自分の世代はどう見ているか、そしてドキュメンタリーとしての本作の魅力や疑問点などを話されました。そして最後にはさらにサプライズ!池谷さんとFacebookで交流のある、ボクシングWBOミニマム級世界チャンピオン多田悦子さんがお越し下さっていて、お話しいただきました。池谷さんの『ルンタ』を学生を連れて観に来てくださったという多田さん。池谷さんも「この作品はぜひ周りの若い人を誘って来てください」と呼びかけられました。