「VIDEOPHOBIA」初日の3/27(土)の上映後、主演の廣田朋菜さん、宮崎大祐監督のオンライン舞台挨拶を開催しました。
大阪を舞台にしたサイバーパンクスリラーである本作。本作の制作にいたった経緯ははじめに大阪でのワークショップを打診された宮崎監督が、ワークショップは苦手なので大阪の役者たちと一緒に短編映画を制作しようと脚本を書いたら長編になってしまったそうです。廣田さんが主演を務めることになった経緯をお聞きすると廣田さんは大阪アジアン映画祭のときに宮崎監督と会って話して、ということだったのですが宮崎監督の記憶は別の監督の現場に宮崎監督がスタッフとして参加していてそのときだったんじゃないか?とお互いの記憶が食い違い、結果的に宮崎監督の「覚えてません」という一言にまとまり会場のお客様からどっと笑い声が聞こえました。
撮影時の印象的なエピソードに話題が飛び、「ベッドシーンで廣田さんがとても大変そうだったので『がんばれ!がんばれ!』と思いながら撮影をしていたら僕のほうが倒れた」と宮崎監督。
結局、廣田さんのほうから宮崎監督に「大丈夫ですか?」と声をかけたそうです。本編の中で印象的なサヘル・ローズさんの出演シーンの撮影時も「みんな真剣にやってるのに監督だけはゲラゲラ笑いながら撮影していた」と廣田さんからのタレコミも。
映画本編の硬派なイメージとは打って変わって和やかな雰囲気のオンライン舞台挨拶でした。