『東京遭難』1/6(土)、7(日)の上映後、加藤綾佳監督・主演の木原勝利さんの舞台挨拶を開催しました。10年以上の構想を経て映像化したという本作。この物語の導入部分は加藤監督が10年前から考えていたところに、劇中にも登場するお台場の観覧車が解体されるという話を耳にしたところからこの2つの要素を組み合わせてこの映画の脚本になっていったそうです。加藤監督と木原さんは10年ほどの付き合いで、企画段階から参加する形だったそうで2人のディスカッションによって脚本がブラッシュアップしていったとのこと。2日間の舞台挨拶で初日はお二人の和気藹々としたトーンで撮影の裏話をお話しいただき、2日目は真面目に作品について深掘りしていく舞台挨拶となりました。（本編終盤の湖でのシーンで、木原さんが水の中に入るのに「裾をまくるか、まくらないか」で論争になったという話は2日ともしていました）