『とどのつまり』1/15(日)に森戸マル子さん、宮寺貴也さん、中村更紗さん、片山享監督による舞台挨拶を開催しました。役者の”生活”を描いた本作。主演である森戸マル子さんは神戸市出身でもあり、舞台挨拶冒頭から涙ぐまれる一幕も。撮影は約1年半前、片山監督は「その時、自分は何を考えていたのか」をあらためて考えながら、本作をお客様と一緒に鑑賞されたようです。宮寺さんからも「久々に見て、以前とは違うところでグッときた」という話がありました。中村さんも最初は志歩に共感したそうですが、「時が経って見ると自分を鼓舞してくれる作品になっている」と撮影からしばらく経って、あらためて抱いた本作の印象を語ってくれました。劇中で森戸さん演じる志歩が映画の感想を言うシーンが2度出てきますが、1つ目は片山監督の短編『名操縦士』、2つ目は片山監督、そして本作には撮影で参加されている安楽涼監督の2人が共同監督を務める長編『まっぱだか』の感想を森戸さんが話されているという裏話もありました。役者の”生活”を描いてるものの、役者ではない人にも届けたいというみなさんの想いを聞いて舞台挨拶は締めくくられました。