
『さよなら、バンドアパート』初日の8/13(土)上映後、宮野ケイジ監督、主演の清家ゆきちさん、原作の平井拓郎さんにお越しいただき舞台挨拶を開催しました。平井さんは神戸・西神中央のご出身。「中心地の人たちからは、そこは神戸じゃないと言われる」と笑わせます。もともと平井さんがご自身の体験をもとにnoteに毎日書き綴ったものが書籍化され、こうして映画にもなった作品。音楽をやっていたら本ができたり映画ができたりととても不思議な気分だと話されます。「バンドマンが主人公で楽曲もたくさん登場するけれど、サクセスストーリーのような音楽映画にするつもりはなかった。主人公・川嶋の青春の終わりと、そこから新たに始まっていく人生を描きたかった」と宮野監督。清家さんは、バンドメンバーのドラマーを演じた松尾潤さんが「もう終わりなのかな」というセリフを撮影序盤からずっと練習し続けて、スベった後につぶやくネタのようになっていたと現場の雰囲気を伝えます。「予算が無限にあったらこの映画をどう作る?」という平井さんの質問に、「完成しない」と宮野監督。予算や期限など、制約があることでどれを選択するかという判断ができるようになるとクリエイターのリアルを話されました。同じ質問での平井さんの“野望”に会場は沸きましたが、それは現場だけのお楽しみとしておきます。映画と原作では視点が異なり、2つで1つのような作品だと平井さん。ぜひ原作も読んでほしいです。

















