『劇場版 殺意の道程』3/14(日)の上映後、主演の井浦新さんとZoomで繋いでのオンライン舞台挨拶を開催しました。「お客さまからのご質問はなるべく全部お答えしたい」という井浦さんの熱い思いもあり、予定していた30分を大幅に超えてなんと1時間ちょっとという大盛り上がりのトークとなりました。シリアスなのにどこか間が抜けていてバカリズムさん演じる従兄弟にイジられて笑わせるという、これまで見たことのない井浦さんの役どころ。演じた一馬について、「きっと周りにも、自分自身にも、人生にすら興味がなかった男。唯一の趣味がちょっと古めの車（クラシックでもないその中途半端な古さが一馬らしい、とも）。そんな男が父親を亡くしたことで目標を見つけ、人生を取り戻していく。青春をやり直しているようにも感じた」と話されます。現場では全員が笑いをこらえるのに必死で、特にキャラクター的に大真面目でいなければいけない井浦さんは大変だったそうです。現場でのエピソードやバカリズムさん、住田崇監督とのやり取り、はたまた俳優論や映画館で映画を観るということについてまで、たっぷりとお話しいただきました。お客さまからのご質問には、まず質問者の話をしっかり聞かれ、それに対し的確な言葉を選びながら真摯に答えられていて、とても真面目で熱いハートを持たれているのだと感じました。Mini Theater Parkなど、コロナ禍で苦境に立たされたミニシアターを応援する活動もしてくださっている井浦さん。いつか劇場にお越しいただきたいです！