
『王国(あるいはその家について)』2/11(日)の上映後に草野なつか監督、澁谷麻美さんの舞台挨拶を開催しました。愛知芸術文化センター・愛知県美術館の助成を受けて制作された本作。この助成金にはテーマが「身体」であることがあらかじめ決まっており、長編第一作にあたる『螺旋銀河』で「役者の”身体”と向き合いきれなかった」という後悔から「役者の身体」がテーマになったそうです。役者自身が役柄に変わる瞬間を見届けたいという思いからリハーサルのシーンが繰り返される映画。たくさんのシーンがあるシナリオからスタッフみんなで「物語が動くシーン」「セリフのやりとりがあるシーン」「感情が動くシーン」を抽出して何度も繰り返したリハーサルが本編にはおさめられています。出演する澁谷さんにとっては、最初に完成したこの映画を見た時に「リハーサルと本番が決定的に違う」ということを見せつけられることはある種ショックでもあったそう。撮影から7年間公開されないことに内心ホッとしてる部分もあった中、今回の本公開でたくさんの人がこの作品を観て受け止めてくれていて、「少し心が軽くなった」とおっしゃられていました。シナリオブックの購買率も高く、遅い時間でしたが舞台挨拶後のサイン会でもお客様それぞれが思い思いの感想や質問をお二人に投げかけていたのが印象的でした。
















