『虹が落ちる前に』初日の3/26(土)上映後、Koji Uehara監督、バンダリ亜砂也さん、ぢゃいこさんにお越しいただき、舞台挨拶を開催しました。ミュージシャンとして活躍しながら、子どもの頃から大好きだった映画制作に乗り出したKoji Uehara監督。初長編作となった本作がこうして各地の映画館で公開されることがとにかく嬉しく、お客さまに観てもらって映画は完成するんだと実感していると話します。高倉健さんが好きで、演技の巧拙ではなくその佇まいで“魅せる”役者を好むという監督。バンダリ亜砂也さんは、ふと見せるギラついた表情が魅力的だと本作の出演に誘われました。監督やプロデューサーが「一段上からジャッジする」ようなオーディションは好まず、自分の眼力を信じてひとりひとり個別に声をかけて出演に至ったというから驚きです。「映画に出てくる男性の中に推しはいるか？」という監督からの問いかけに、「イケメンは全部同じに見える。私は男性の筋肉が好きなのでこの中にはタイプはいないです。今日も新日本プロレス見た帰りに寄りました！」と会場を笑わせるぢゃいこさん。「イケメンの見分けがつかなくなったら監督を見てリセットしてた」との発言に、「俺もある界隈ではイケメンの部類と言われるんやけど…」と監督。現場の雰囲気の良さ、そして監督の映画への熱い思いが伝わる舞台挨拶でした。