
『日本原 牛と人の大地』初日の1/7(土)上映後、黒部俊介監督とプロデューサーを務められた黒部麻子さんにお越しいただき舞台挨拶を開催しました。おふたりは住んでいらっしゃる岡山県倉敷市から車で来てくださいました。企画を立てて作られた映画ではないそうで、黒部監督は屠場で働いていた2018年に本作の主人公であるヒデさん(内藤秀之さん)のことを知り、牛のことを勉強するつもりで通い始めたと話されます。通ううちに仲良くなり、カメラを持参して通い内藤さんたちの暮らしを撮り始めました。新型コロナウイルスが蔓延するまで1年ちょっとの間に撮りためた素材を繋ぎ、DVDにして内藤さん一家に渡したり、映画仲間と観賞会でもしようと考えていた黒部監督。ところがパートナーである麻子さんが「これはとても良い作品になるのではないか、“映画”としてちゃんと形にすべきなのでは」と、東京で出版の仕事に就かれていた時に交流のあった配給会社「東風」に相談を持ちかけ、もらったアドバイスを元に再編集して、東風の配給により全国での劇場公開となりました。今でも一家との交流は続いており、目まぐるしく変わる時代のスピードに戸惑いながらも自分にできることを考え、手放すべきではない感覚をしっかり持っていきたいと締められました。
















