『MADE IN YAMATO』6/5(日)の上映前、山本英監督、冨永昌敬監督、竹内里紗監督、宮崎大祐監督、清原惟監督にお越しいただき舞台挨拶を開催しました。本作は、神奈川県大和市を舞台にした5つの物語のオムニバス映画で、大和市在住でこれまでも大和市を舞台に映画制作をしてきた宮崎監督が発起人。これまで地元で開催してきた「こども映画教室」がコロナ禍でできなくなったことで、市と相談して企画がスタートしたそうです。大和市は「昼間は家族連れの多い“普通”の街で、夜になると歓楽街的に表情を変える」と清原監督。「ファミリー層向けに意識的に作っている部分もあるかも」と山本監督も指摘します。隣町に住んでいたという竹内監督は「わざわざ行かない街。新幹線が通ってるというイメージがある」と話し、それは作品にも活かされてますねと宮崎監督。兵庫県だと大和市のような街はどこ？という冨永監督の問いかけに、かつて西宮市に住んでいたこともある宮崎監督は「尼崎ですね」と即答。客席も「そうなんだ…！」と沸きます。それぞれの作品の並び順は「これしかない」とすんなり決まったそうで、それぞれの作品がオムニバスの中でどんな立ち位置にあるのかを考察したり、大和市で作品をいくつも制作している宮崎監督はどんなことをするのかと4監督が注目していたら意外な“軽さ”を持つ作品ができて驚いたというエピソードなど、いろんなお話で盛り上がりました。