「再発見！フドイナザーロフ ゆかいで切ない夢の旅」『少年、機関車に乗る』9/30(土)の上映終了後、ロシア映画紹介者の扇千恵さんのトークイベントを行いました。旧ソ連の映画を見始めたのは1960年代の終わり頃だったという扇さん、タジキスタンという国がどういう国か、タジキスタンの映画についてもご説明いただきました。1991年に日本で初めて上映されることになった『少年、機関車に乗る』。当時の劇場公開の際にも劇場で本作を観たという扇さん。改めて、本作とフドイナザーロフの遺作となる『海を待ちながら』の関連性にも気づかれたそう。「タジキスタンは海に面していない国ながら、デビュー作のこの作品から海や水に対して愛着を感じた」とおっしゃられていました。最後にはフドイナザーロフの作品の中で「一番好き」という『ルナ・パパ』にも触れてくださいました。