『息をするように』公開記念として2018年の上映以来の再上映となった『少女邂逅』。1/28(金)の上映前、枝優花監督の舞台挨拶を開催しました。本作は枝監督の初長編作品ですが、実はその脚本は自身の体験をもとに18歳の時に書いたものでした。大学で映画サークルに入りその脚本を先輩たちに見せたところ、「この映画の面白さをちゃんと撮りきることが今の自分たちではできない」と、もっと時を重ねてから作った方が良いと言われたそうです。その後2017年のMOOSIC LABに企画を出すことになり、大好きなミュージシャン水本夏絵さんとのコラボで本作を制作されました。5年越しに蘇ったこの物語は日本だけでなくアジア各国で女の子たちからの熱狂的な人気を博し、今でも愛され続けています。香港、韓国、スペインなど世界各国の映画祭にも出品され、日本とは異なる文化圏での思いがけない受け止められ方や質問に出会い、【映画】が内包するものの大きさを体感したと話されました。ダブル主演を務めた保紫萌香（現・穂志もえか）さんとモトーラ世理奈さんの現場でのエピソードや不思議な絆と関係性など、貴重なお話も聞かせていただきました。