『香港画』初日の1/23(土)上映前、堀井威久麿監督とプロデューサーの前田穂高さんとZoomでつなぎ、オンライン舞台挨拶を開催しました。2019年、別の仕事での香港滞在時にデモ隊と警察の衝突に偶然出会ったことが制作のきっかけだったと堀井監督。リスクの高さに躊躇するも前田さんに背中を押される形で始まり、ふたりとも催涙弾を浴びたり負傷したりとデモ隊と行動を共にしながら撮影されました。配信など映像作品の発表の場が多様化する時代で〈映画〉という形を選んだのは、一時的に“消費”されてしまうのではなく「残したかったから」。とはいえ28分の作品で、全国公開されることは想定外だったそうです。1日の出来事として描く作品の構成については、香港の女性監督による短編インディペンデント映画『Hotel22』から影響を受けたと話されました。香港映画ファンというお客さまからはこれからの香港映画における表現の自由について、また別のお客さまからは日本のメディアや国民の姿勢についての質問があり、それぞれに丁寧に答えていただきました。
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