
『セノーテ』3/27(土)上映後、小田香監督にお越しいただきトークを開催しました。タル・ベーラ監督の主宰するfilm.factoryの課程終了時に「次は水を撮りたい」と話していたという小田監督。メキシコ人の友人からセノーテのことを聞き、調査でさまざまなセノーテを訪れながら撮影し構想を作っていったそうです。本作ではこれまで見たこともないような水の表現に驚きますが、水中での撮影はなんとiPhoneで行われました(一部8ミリフィルム)。水中ではモニターチェックもままならず、後から映像をチェックするたび思ってもみなかったものが撮れていて発見が多かったと話されます。水中では何を撮るかを事前に決めず、小田監督自身の心の赴くままにレンズを向けたそう。知らない場所を散歩するような、探索的な目線になっています。〈繋ぐ〉というよりも〈編む〉という印象の編集については、「無意識を掘る」という友人との会話に出てきた言葉を引用しながら、どのように作品を形作っていくかをお話しいただきました。個性的なサウンドデザインやポートレートのような人物ショット、挟まれるテキスト、地上を撮った8ミリフィルムについてなど、たくさんのお話をしていただきました。















