『蟻の兵隊』初日の8/14(土)上映後、池谷薫監督の舞台挨拶を開催しました。2021年は、本作の主人公である奥村和一さんが亡くなられて10年にあたります。そんな奥村さんとの撮影時のエピソードを、たっぷりとお話しいただきました。奥村さんの〈執念〉、池谷監督の〈狂気〉。池谷監督の狂気が奥村さんを追い詰めていくことに耐えられなくなったスタッフとの取っ組み合いのケンカ…。この映画そのものも凄まじいですが、その裏側はもっと凄まじく、ご本人が言う通り本当に「狂って撮った」のだと納得させられます。そして戦争の〈被害〉だけでなく〈加害〉の両面から描いた作品だからこそ、スクリーンの中の奥村さんの姿は「一生離してくれない」戦争の恐ろしさを強く、強く訴えてきます。公開から16年。まだまだたくさんの人に、何度も何度も観ていただきたい映画です。















