
『アリ地獄天国』1/24(日)の上映後、土屋トカチ監督とZoomで繋いでオンライン舞台挨拶を開催しました。本作制作のきっかけは、土屋監督がご友人を自死という形で亡くされたことでした。過酷な労働環境でうつ病になった友人を救えなかった自責の念を抱えていた2015年に本作の主人公である西村さんと出会い、友人の姿と重なり映画にしようと決意されました。西村さんに対し社内での誹謗中傷や陰口などはなかったのかという客席からのご質問に、「どちらかというと他の社員は西村さんと一言も言葉を交わそうとせず、関わりたくないと思っていたようです。それでより西村さんは孤独になった」と土屋監督。最終的に会社と和解に至ったことについてやその内容などにも質問が及び、西村さんにとっての落とし所はどこであったかなど、詳細に答えていただきました。図らずもコロナ禍により様々な業種で労働問題が可視化されてきました。映画業界もそのひとつです。本作で西村さんが闘った運送会社は(突出はしているかもしれませんが)決して特別ではなく、このような問題は日本のどの企業も孕んでいるのです。労働者をはじめ、学生や経営者など幅広い層に観ていただきたい作品です。














