
『街の上で』5/5(水)上映後、今泉力哉監督&髭野純プロデューサーとZoomで繋ぎ、オンライン舞台挨拶を開催しました。このような状況下での上映ですが、たくさんの方にご来場いただいていることに今泉監督も驚き喜ばれました。せっかくの機会なのでお客さまとの交流をしていただこうと、質疑応答で進めましたが、次々と質問が挙がり、話が尽きませんでした。ポスタービジュアルでも青が読んでいる赤い表紙の「金沢の女の子」という本は、実は小道具として制作されたもの。本作と同時並行で企画された『街の下で』という舞台のタイトル候補として挙がっていたものを使ったのだそうです。また青とイハが部屋で話す長回しのシーンをどのようにつくられていったかを話され、映画の中で流れる時間と観ている人の時間が寸分違わず共有されることの意味や効果についても言及されました。映像制作に携わるべく現在就活中の学生さんからは企画やアイデアへの意識について質問があり、「今もっとも描きたいのは、目的を持ったり何かを達成するような主人公の物語ではなく、普通の人の生活。日の目を見ない誰にも見られることのない時間というのは、お客さんが見つめてくれることで特別な時間になる。それが映画のひとつの魅力だということに気づいた」と今泉監督。髭野さんも「何でも良いので、何か動いてみるとついてくるものがある。そこから考えても良いし、いつでも詳しい相談に乗ります」と頼もしいお答え。おふたり+主演の若葉竜也さんの【仕事観】や、作品の本筋には関わらないシーンの存在について、そして「笑える映画」論などにも話が及び、とても充実した舞台挨拶となりました。
















