
『街は誰のもの?』7/15(金)の上映後、阿部航太監督と竹内厚さんのトークを開催しました。竹内さんは編集者・ライターとして神戸を中心に、〈街〉と密接に関わる媒体を多数手掛けていらっしゃいます。もともとグラフィティに関心があったのかと竹内さんからの問いかけに、「ブラジルに行って初めて興味を持った」と阿部監督は答えます。イリーガルな行為にカメラを向けることへのハードルは日本よりもずっと低く、アーティストたちは歓迎の姿勢で撮影をさせてくれたと話されます。それでも注意は怠らず、目立たないようにアクションカメラ〈GoPro〉で全編撮影を行ったそう。その映像がとても良かったというお客さまからの感想もありました。多くのことを問いかける本作タイトルに、“所有”の感覚が街を退屈にしていくと竹内さんは話します。大阪の街に壁新聞を貼っていくという企画をされた際に、街の壁を意識して見てみるとそこに“意志”がないように感じたそう。劇中で「街を良くしてるんだよ!」と話すグラフィテイロの思いもそんなところに起因しているのかもしれません。阿部監督は、グラフィティもスケーターも、素晴らしいものもあれば下手くそなものもすべてが同じ場所にあるということが重要とも話し、街が多様性を担保することについても意見が交わされました。
















