今年で9回目を迎えた、主に中東や北アフリカ、アジアに広がる「イスラーム文化圏」を背景にした映画を特集する企画『イスラーム映画祭9』。12作品日替わり上映、連日トークセッションを開催します!
イスラーム映画祭9
日時
4/27(土)〜5/3(金)
*タイムテーブルはこちら
上映作品
・『炎のアンダルシア』
監督:ユースフ・シャヒーン
エジプト=フランス/1997年/135分/アラビア語・フランス語
・『私は今も、密かに煙草を吸っている』
監督:ライハーナ
フランス=ギリシャ=アルジェリア/2016年/90分/アラビア語・フランス語
・『戦禍の下で』
監督:フィリップ・アラクティンジ
フランス=レバノン=イギリス/2007年/93分/アラビア語・英語・フランス語
・『憎しみ』
監督:マチュー・カソヴィッツ
フランス/1995年/98分/フランス語
・『私が女になった日』
監督:マルズィエ・メシュキニ
イラン/2000年/74分/ペルシャ語
・『メークアップ・アーティスト』
監督:ジャファール・ナジャフィ
イラン/2021年/76分/ペルシャ語
・『アユニ/私の目、愛しい人』
監督:ヤスミーン・フッダ
シリア=イギリス/2020年/74分/アラビア語・英語・イタリア語
・『ファルハ』
監督:ダリン・J・サラム
ヨルダン=スウェーデン=サウジアラビア/2021年/92分/アラビア語・ヘブライ語・英語
・『ハンズ・アップ!』
監督:ロマン・グーピル
フランス/2010年/92分/フランス語
・『辛口ソースのハンス一丁』
監督:ブケット・アラクシュ
ドイツ/2013年/92分/ドイツ語・トルコ語
・『スターリンへの贈り物』
監督:ルスタム・アブドゥラシェフ
カザフスタン=ロシア=ポーランド=イスラエル/2008年/96分/ロシア語・カザフ語・ヘブライ語
・『ハーミド〜カシミールの少年』
監督:エージャーズ・ハーン
インド/2018年/108分/ウルドゥー語・ヒンディー語
トークセッション
・4/27(土)『憎しみ』上映後
2023年「暴動」をふり返る ー郊外(バンリュー)映画とフランスの移民事情
ゲスト:森千香子さん(同志社大学社会学部教授)
・4/28(日)『ファルハ』上映後
ホロコーストとナクバ ー起源の暴力と暴力の起源
ゲスト:岡真理さん(早稲田大学文学学術院 教授/アラブ文学者)
・4/29(月)『炎のアンダルシア』上映後
声をあげろ、歌える限り ー中世アンダルスが照射する現代エジプト社会
ゲスト:中町信孝さん(甲南大学文学部教授)
・4/30(火)『メークアップ・アーティスト』上映後
女性たちの反ヒジャーブ運動と、イランを知るための映画・文学
ゲスト:村山木乃実さん(日本学術振興会特別研究員PD/東京大学)
・5/1(水)『戦禍の下で』上映後
我々は映像で闘う ー2006年第二次レバノン戦争とレバノン映画人(オンライン)
ゲスト:佐野光子さん(アラブ映画研究者)
・5/2(木)『アユニ/私の目、愛しい人』上映後
震災後のシリア北西部と14年目のシリア革命(オンライン)
ゲスト:山崎やよいさん(アラビア語通訳/「イブラ・ワ・ハイト」発起人/NPO法人 Stand with syria Japan監事)
※ゲストの都合により事前録画に変更となる場合がございます。
・5/3(金)『辛口ソースのハンス一丁』上映後
「ドイツのありはいないのか?」ートルコ系移民二世の恋愛と家族関係
ゲスト:渋谷哲也さん(ドイツ映画研究者/日本大学文理学部教授)