
12/13(土)『蘭島行』の上映後、鎌田義孝監督、木村知貴さん、輝有子さんの舞台挨拶を開催しました。2023年に撮影、鎌田監督の出身である北海道で撮影された作品。タイトルにもある蘭島というのは小樽市の中にある地名です。鎌田監督にとっては長編3作目に本作。過去2作品は実際に起こった事件をモチーフにして脚本が書かれたという共通項がありましたが、今回は「北海道にいる母親から死にたくなったと電話がかかってきて、それをどう受け止めたらいいのか一人で考えたところから始まった企画です」と鎌田監督はお話されていました。木村さん、輝さん、足立さんのメインキャスト3人と鎌田監督はじめ少数のスタッフたちと合宿スタイルで撮影されたそうです。キャスティングに関しては前作の『TOCKA[タスカー]』のオーディションに来ていて印象に残ったという木村さんと、『TOCKA[タスカー]』主演の金子さんの紹介で知り合ったという輝さんにオファーを出してお二人のキャスティングが決まったそう。印象に残ったシーンの話題の際には、バスケのシーンが話題がのぼりました。鎌田監督からは「死に向かっていく話だが、生きるか死ぬかということばかりを追求して生きてるわけではないだろう、人間は。みたいな。病院は毎日行くけど、その合間にパチンコ行ったり飲みに行ったりみたいなところが人間だと思うので、(本筋に)関係ない芝居を入れたかった」とお話されていました。「演出の手が届かないところに行ってみたい」という思いもあったそうです。撮影時は10分くらいバスケをやっていたそうで木村さんは「喋らない、笑顔もあまり見せない設定だったけど、10分もやってるとゲームに夢中になって素が出てたかもしれない」とも。同じような意図を持つダンスのシーンについても台本のト書きには「急に踊り出す」としか書いておらず、戸惑ったという俳優部。一番最初に踊り出す役割だった輝さんは「あのシーンの撮影の時、監督にイライラしてたので『フラッシュダンス』みたいに踊ればいいんですか?!と聞いた」という爆笑エピソードを披露。セリフは多くはない映画ですが、チームワークを感じさせる和やかな舞台挨拶となりました。

















