
『道草キッチン』公開初日の上映後、白羽弥仁監督、中江有里さん、大塚まさじさんの舞台挨拶を開催しました。
満席の観客を前に、地元神戸での上映は感無量という白羽監督は、現在の日本映画は若い主人公の作品が多い中で、50代女性の現代劇をオリジナル脚本でできることに魅力を感じたといいます。熱烈な阪神ファンで知られる中江さんに対し、白羽監督はその野球に対する熱量を受け止めるのが大変だったと明かすと、中江さんから逆質問されていた司会で出演者の角田龍平さんは野球の話がきっかけで、撮影中に中江さんと話せるようになったと話す一幕も。
本作が26年ぶりの主演作となった中江さんは、最近は書く仕事が増え「俳優の看板を下ろしていないけれど、演じる仕事が減っていた」と明かし、オファーされたときは「何かの間違いではないか」と思ったそうです。実家は主人公の立(りつ)と同じ喫茶店で自らのアナザーストーリーのように感じたという中江さん。「50歳の役は50歳にしかできない」と力強く語りました。
徳島が舞台の本作で、立は残されたレシピをもとにベトナム料理を作りますが、名産のすだちを使ったり、アレンジした料理をずっと作って振る舞う側だったといいます。最後に中江さんは、元町にあるカフェ・ド・ジュームで、立が喫茶店を営むシーンを撮影したことに触れ、「神戸元町からはじまった地元の映画だと思っていただければ」と観客に呼びかけました。本作では謎のお遍路さんを演じたミュージシャンの大塚まさじさんも白羽監督のオファーに対し「訳ありで生きてきたので、ちょうどよかった」。「お遍路はやったことがないので、ぜひ死ぬまでにやりたい」と意欲を見せました。
本作ご鑑賞の方を対象に、元町商店街のベトナム料理店、タン・カフェとのタイアップ企画を実施しています(12月30日まで)。ぜひ映画を観て、ベトナムごはんをお楽しみください!
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