
4/4(土)『じぶん、まる!いっぽのはなし』の上映後、崟利子監督、田中一歩さん、本作撮影の小田香さんの舞台挨拶を開催しました。2年前に完成し、崟監督にとっては初めての一般劇場公開作となる本作。被写体である田中一歩さんは上映のたびに本作を観ているそうで、この日もお客様と一緒に映画を鑑賞し「自分の言葉や表情を見て、観る時々で感じることは違います」とこの日見られた感想を最初にお話しくださいました。撮影を担当された小田さんは「撮影をしているときはそんなに感じなかったが、映画を見るたびに一歩さんがお話しされづらそうにしているなとか、話すと痛みが出たりとかがあるんだなと思いながら観てたいた。撮影時は一歩さんと崟監督の信頼関係もあって優しい雰囲気があった」と撮影時のことや、映画を見た時の印象をお話しいただきました。崟監督からは「一歩さんとは昔からの友人で、一歩さんのことを映画として残したいという気持ちがずっとあってタイミングが重なり映画を作ることになった」と制作の経緯のお話に。崟監督は今まで1人で、個人映画や実験映画と呼ばれるジャンルのものを作り続けてきた映像作家で、本作が初めてスタッフを入れて制作した映画となったそうです。実は小田さんに一歩さんの映画を監督として作らないか、と最初に相談してもいたそうで、その話をもらった小田さんは「崟監督が絶対に撮ったほうがいい」と返答し、それでもこの映画に関わってほしいということで撮影として参加することになったそうです。一歩さんからは「密着されるのは絶対に嫌」という話が最初にあったそうで、それをしないことで逆にどんな映画になるんだろうと思いながら撮影を受けていたそうです。小田さんも撮影をしながら、何が起こるんだろう、どんな映画になるんだろうと思っていたそうですが、編集されたものを観て、崟さんの映画だなと感じたということをおっしゃられていました。

















