
『バレンと小刀 時代をつなぐ浮世絵物語』12/21(日)の上映後、松本貴子監督のリモート舞台挨拶を開催しました。この作品制作の経緯としては、2013年、アダチ版画研究所の社長である中山さんから業界に「新しい風を吹き込みたい」ということで「草間彌生さんに絵師になってほしい」という相談を松本監督が受けたそうです。松本監督は2017公開の映画『草間彌生 わたし大好き』をはじめとして何本かのテレビドキュメンタリー制作を経て、草間さんサイドとコンタクトを取ることはできるものの「無茶なお願いだな」と最初は思ったそう。そこから思い切って草間さんに相談したところ、快諾。当時富士山が世界遺産になったばかりの頃、草間さんは富士山にも興味があったとのことから、富士山を見に行ってから絵を描いてもらい、浮世絵にすることができたそうです。その浮世絵はとても反響があったとのこと。その後、中山さんから「世界中のアーティストとコラボする」という構想を聞き、追っていくことになったそうです。その時点ではコロナ前、コロナ禍に入り撮影が思うように進まない時期もあったそうですが、江戸時代中期から後期にかけて活動した版元・蔦屋重三郎の生涯を描いた大河ドラマ『べらぼう』の製作発表も追い風になり、大幅に構成を変えてこの映画版『バレンと小刀』が完成したと松本監督はお話しされていました。














