
『夢の中』初日の6/22(土)上映後、都楳勝監督と、主人公・タエコを演じた山﨑果倫さんの舞台挨拶を開催しました。前日に梅雨入りしたばかりの神戸で、「あいにくの雨ですが、むしろ『夢の中』日和」と都楳監督。山﨑さんも同じことを言おうとしてたそうで、「帰り道も映画の世界に浸れる」と話されます。一週間の上映期間中、雨が続きそうなのでベストな日程なのかもしれません…!
本作は、山﨑さんも所属する芸能事務所レプロエンタテインメントが主催する映画企画コンペ「感動シネマアワード」に応募しようと考えたことが制作のきっかけと津楳監督。津楳監督の思う“感動”とは、“知らない世界を自分の心の中に落とし込んだときに生まれるもの”。このコンセプトで本作の脚本を書かれました。2019年に上映された津楳監督の短編作品『蝸牛』を観て衝撃を受け、出待ちしてその感動を伝えたと話す山﨑さん。その際に強い目力が津楳監督の印象に残ったそうです。本作ではその目力をここぞという時にのみ活かすため、それ以外の場面では目力を「落とす」演出に苦労したと振り返ります。撮影期間中はコロナ禍でのタイトなスケジュールで、就寝時以外の大半の時間をタエコとして生きることができたそう。「山﨑果倫が入る隙がないくらい」と笑いつつ、「飲み込まれて抜けるのが難しい日もあった」と、役を生きることの過酷さも窺えました。
最後に本作について、山﨑さんは「自分が気づけていない押し込めている気持ちがあることを発見し、そんな時にそっと手を繋いでくれる作品」と熱い思いを、津楳監督は「相手のことを知ろうとすることで自分自身も知っていくというコミュニケーションを大切にしたい。その積み重ねが優しい世界を作っていくことを伝えたい」と話されました。
















