
『私だけ聴こえる』初日の9/24(土)上映後、松井至監督にお越しいただき舞台挨拶を開催しました。ろう者の両親を持つ聴者の子ども、「コーダ」を追ったドキュメンタリーとあって、ろう者とその家族たちも多数観に来てくださり、手話通訳付きで舞台挨拶を行いました。2015年に東日本大震災で被災したろう者を取材しテレビ番組を制作された松井監督。当時アメリカから来日し日本に在住していた手話通訳士のアシュリーとともに取材にあたる中、彼女がコーダであるということを知り、コーダという存在をもっと知りたいと思ったことが本作制作のきっかけだったと話されます。「コーダ」という言葉が生まれたアメリカで、アシュリーを通じてコーダたちに取材ができることになりました。生まれたときからろうの社会に生きながら、学校など“外の世界”では聴者の社会に放り込まれるコーダたち。2つの世界を行き来する葛藤が最も強く、かつ繊細に現れる10代に絞り取材対象とされました。取材の中で感じたコーダたち特有の悩みや不安、ろうの社会におけるコミュニケーションの温かさ、松井監督自身何度も完成をあきらめようと思ったけれど、コーダの親に励まされ、その度に踏ん張り立ち上がったことで映画が完成したことなどをお話しいただきました。















