
『ただいま、つなかん』3/4(土)の上映後、風間研一さんの舞台挨拶を開催しました。宮城県気仙沼にある民宿「つなかん」を10年取材し続けた風間監督。東京から新幹線と車を乗り継いで4時間かけてつなかんのある唐桑に通いました。取材の最初は2012年2月。テレビで仕事をされていた風間監督が震災から1年の東北を取材した際に一代さんと出会ったそうです。その頃はまさか映画になるとは思わず、風間さんが取材した企画はテレビで放送されました。その後も継続して取材する中に転機が訪れたのが2015年、唐桑に移住してきた若者たちと出会った時と風間監督は語られました。「つなかんを中心に何かが起きている」と感じられたそうです。劇中でも描かれる2017年の転覆事故の際は、「つなかんを見つめ続けて行かなければならない、という使命感にも似たものを感じた」との言葉もありました。「コロナ禍を経て、人と人とのつながりを改めて考える機会が増え、つなかんの魅力はより一層深まった」と舞台挨拶の終盤で風間監督がおっしゃられた通り、今この時代に公開される意義を感じる本作。転覆事故以降地元メディアの取材を受けても、放送を見ると事故に触れてしまうので見ないようにしていたという一代さん。本作を見た後に「孫たちに映像としてつなかんの姿を残せてよかった」とおっしゃられたそうです。
















