
『シアトリカル』1/4(土)の上映後、大島新監督の舞台挨拶を開催しました。去年5月に亡くなられた唐十郎さんの追悼上映として今回上映に至った2007年製作の本作。当時30代半ばのテレビマンだった大島新監督は、テレビ番組で唐十郎さんに密着・取材、それをテレビ番組として放送した後に「まだまだやりたりない」と感じたことが映画を作るきっかけとなったとお話しされていました。そう思うに至った理由として「唐十郎さんはカメラの前で”演じている”のではないか。それを感じさせる被写体であった」と大島監督。そのテレビ番組は「唐十郎さんが勝手に演じているのを撮っただけ、だから悔いが残った」とも。翌年、自由な枠で唐十郎さんを撮りたいというところから改めて映画としての企画がスタートしたそうです。唐十郎さんが”演じている”のではないか、という疑念をどういう風に解消すればいいのか、考えた結果パンフレットなどにも記載されている通り「ドキュメンタリーが7割、虚構が2割、1割が虚実不明」という本作の構成に至ったそう。大島監督曰く、「実際脚本を書いて演じてもらうと唐さんはとてもナチュラル。普段から”演じている”というのがよくわかった」そうで「これは1周回って”唐十郎のドキュメンタリー”である」とご自身で納得されたとお話しされていました。















