『細い目』『タレンタイム』初日の1/25(土)上映後、京都大学東南アジア地域研究研究所准教授の山本博之さんによるトーク「ヤスミン・アフマドの才能と時間」を開催しました。国内での公開機会獲得のため、マレー人が出演し、マレー語で話す映画ばかりが作られていたマレーシアにおいて、多民族・多宗教・多言語国家であるという現実に基づいた映画を作ったヤスミン・アフマド監督。そこで生まれる葛藤や衝突を盛り込みながらも、違いを超えた男女の愛情を描き続けました。そんなヤスミン・アフマド監督の作品を、①演技ではなく個性と経験で演じさせる/②演じない現場作り/③意図せず生まれる物語/④多声性を取り戻す/⑤「○○らしさ」の裏をかく/⑥物語の余白で検閲をかわす/⑦物語を多層に重ねる/と、7つのテーマで解説していただきました。監督の優しい視点と深い愛情、ユーモアに改めて気づかされるトークでした。山本さんが編著を手がけられ、2019年7月に英明企画編集株式会社より刊行された「マレーシア映画の母 ヤスミン・アフマドの世界」も上映期間中販売しています。














